うち２往復は湊町（現ＪＲ難波）まで運転されていた。
1973年に現在と同区間の名古屋〜奈良間運転となり、
1982年と1985年に１往復ずつ減便され１往復運転となった。
1999年に使用車両をキハ58・65系からキハ75系に置き換えられ、
現在の姿になったが利用客低迷の影響から、2006年３月に廃止となった。
快速<みえ>に使用されているキハ75系で運転されたが、
座席に布のヘッドカバーがつくなど<みえ>との差別化が図られていた。
また、奈良県内を走行する唯一の優等列車であるため、
奈良県内を走行するＪＲ優等列車は消滅した。
年末年始であったためか自由席は立ち客が出るほどの盛況ぶりで、
指定席も帰省する家族連れやビジネスマンで８割強は埋まっていた。
伊賀上野や柘植などＪＲ西日本関西線内でも多数の下車客があり、
せめて季節臨くらいで残してもよかったのではないだろうかと思う。