それだと途中の連絡時間があまりにも悪かったので
ちょっと霧島神宮駅前の足湯へ立ち寄ることにしました。
817系ワンマンカーはわずかな乗客を乗せて発車。
都城の次の駅 西都城は高架駅で、どうやら都城よりも
西都城の方が市街地として賑わっているようです。
西都城を出ると霧島の山を分け入った険しい
道のりとなり、山々に囲まれた霧島神宮に到着しました。
霧島神宮駅前には無料で利用できる「足湯」があります。
効能はちょっと分かりませんが、肌にまとわりつくような
ヌルッとしたお湯で、湯加減もちょうどいい感じ。
春のそよ風に吹かれつつ、足湯の隣に停まってる
タクシーから漏れるセンバツ高校野球のラジオを
聞いてるとポカポカほんわか眠たくなってきます…
ちなみに地元ボランティアによる足ふきタオルも
置かれていましたので、手ぶらでも利用可能です。
先ほど辿ってきた霧島山系を戻っていきますが
やはり温泉効果でしょうか…眠気が襲ってきます。
さほどのスピードも出さずにゴトゴト走る列車に揺られ
宮崎到着までの間、ぐっすり快適に眠りました。
今度は宮崎空港への空港線に乗車します。
延岡からやってきた817系に乗り込みますが、
乗車時間は短いもので空港まではおよそ10分。
田吉で日南線と分かれて高架線にはいると
数機の飛行機が見え、宮崎空港に到着しました。
改札さえ抜けずにそのまま<にちりん>に乗車しました。
これだけの短い区間でも特急を利用できるのが
周遊きっぷを始めとするフリーきっぷのいいところです。
そういやちょうど１年前に行った北東北旅行では
上野→東京で新幹線<たにがわ>使ったなぁ…ｗ
最もやっかいな盲腸線の１つ日南線に乗車です。
この宮崎17時47分発に乗ると終点の志布志では
６分折返しという効率いいダイヤが組まれており、
８日間に及ぶこの旅行のプランを組む際、この日南線が
最大のネック路線であったため、効率よく乗車できる
この列車のダイヤにあわせて全体のプランを組みました。
ただ車窓は単調なもので、すぐに日も暮れてきたので
単にずっと乗ってるだけって感じでしたね…ヒマだぁ～ｗ
「鹿児島県志布志市志布志町志布志」には、
「志布志市役所志布志支所」があるそうで
某ＴＶ番組でも紹介されました。へぇ～、へぇ～ｗ
さてさて志布志からは同じ道を戻るほかありません。
車窓も全く楽しめない車内で１人寂しく揺られる
宮崎までの２時間半はとてつもなく長く感じられました。
この志布志６分折返しスジで日南線を乗り潰すなら
ホントなにかしら暇つぶしを持ち込まなきゃ大変ですよｗ
<ドリームにちりん>に乗車しても良かったんですが、
南宮崎で降りても40分待ちぼうけを食らうだけなので、
宮崎まで乗車し、再び<にちりん>で戻ることにしました。
やってきた<にちりん>は国鉄色に復刻された車両で
2007年７月１日に博多～長崎で運転された
<かもめ70周年記念号>にも使用されました。
わずか３分ですが国鉄色485系に乗車できうれしい限り。
博多発の下り列車と違って、こちらは帰宅利用者も
ほとんどおらずガラガラで、快適に過ごせました。
検札後、２席を占領して横になって眠ると思いのほか
ぐっすり眠れ、目が覚めるとすでに小倉駅到着前でした。
小倉で進行方向が変わり、ここからは博多へ向かう
朝一の特急として乗客が少しずつ増えていきます。
小倉は定時発車だったのに、なぜか２分ほどの
遅れを持って列車は博多駅に到着しました。