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〜3月28日A〜
D 博 多 14:21 → 筑肥線 普 通 → 筑前前原 15:00 [103系6両編成]
博多から唐津へは福岡市地下鉄と筑肥線の相互乗り入れを利用します。
ほとんどの列車において筑前前原での乗換が生じますが、筑肥線沿線から
天神、博多、福岡空港と市街地に直で入っていけるのは非常に便利ですね。
福岡市地下鉄が直流方式で建設されたため、直通運転を行うこの筑肥線は
JR九州唯一の直流電化区間となり、走る車両も直流車両である103系と303系です。
5分から8分おきに電車は入ってきますが、さすがは九州最大の都市ですね。
ホームへ降りてくる人の流れは途絶えることがなく、ほぼ満員での発車となりました。
福岡市地下鉄は全線の全駅にホーム安全柵・ホームドアがあり、ほとんどの列車で
ATOによるワンマン自動運転を行っていますが、103系にはATOが搭載されていないので
運転士さんはホームドアとの位置に気をつけながら停車させねばなりません。
JR線と地下鉄の境界駅となる姪浜あたりでは空席も目立つようになりますが、
それでもなかなかの混雑で、終点の筑前前原まで座ることはできませんでした。
E 筑前前原 15:01 → 筑肥線 普 通 → 西唐津 15:49 [103系3両編成]
筑前前原では同じホームでの1分乗換。
筑肥線は玄界灘に沿って走るローカル線のため
筑前深江からは唐津湾が車窓をにぎわせてくれます。
防砂林として植樹された松林に囲まれると虹ノ松原に
到着し、ここは日本三大松林の1つとなっています。
1274年と1281年の2度に渡ってフビライ率いる
元に攻め入られた(元寇)のもこのあたりの海岸で、
上陸を防ぐために作られた防塁はこのあたりから
箱崎あたりまで海岸沿いに20kmもあったそうですよ。
F 西唐津 15:59 → 筑肥線 普 通 → 唐 津 16:01 [103系6両編成]
西唐津からは筑前前原行で唐津へと戻ります。
筑肥線電化区間の中核駅となる筑前前原は
「前原」と書いて「まえばる」と読む珍しい読みですが、
基本的に九州では「原」の字を「はる」と読みます。
鹿児島本線「原田駅」も「はらだ」ではなく「はるだ」。
有名どころでは「東国原」宮崎県知事ですかね〜
そのまんま「こくはら」と読むのではなく「こくばる」。
よそ者からすれば「珍しい!」と感じてしまいますが、
九州の人からすれば「当たり前」のことなんでしょうね〜
- スタンプNO.003 唐津駅 -
☆☆☆ スタンプテーマ ☆☆☆
エンヤ、エンヤ、オイサ、オイサ。
「唐津くんち」

3つめのスタンプは「唐津くんち」で有名な唐津駅で…
長崎くんちとともに日本三大くんちの1つに数えられる
唐津くんちは毎年50万人を超す人出で賑わうそうです。
手の込んだ技法で製作された巨大な「曳山」が
曳子のエンヤ、エンヤ、オイサ、オイサのかけ声に
あわせて市内を練り歩くさまは迫力あるんでしょうね〜
G 唐 津 16:13 → 筑肥線 普 通 → 伊万里 17:05 [キハ125系1両編成]
唐津からは筑肥線の非電化区間を乗りつぶします。
高架駅の唐津を出ると大きくカーブして高架をおり、
山本までは佐賀へ向かう唐津線を走っていきます。
山本で唐津線とは分かれ線路も別々となりますが、
しばらく2本の線路は寄り添って併走し、複線のよう。

唐津線側の線路にだけホームが見えるとそこは
本牟田部駅で、これだけ線路が寄り添っているのに
筑肥線の方には駅がないのは不思議ですね。
H 伊万里 17:29 → 筑肥線 普 通 → 山 本 18:12 [キハ125系1両編成]
伊万里駅はきれいに整備された1面1線の行き止まり駅で、国鉄民営化時に
第3セクタ−となった松浦鉄道の伊万里駅とはきれいに整備された連絡橋で結ばれています。
ここからはこの松浦鉄道で有田へ出て、佐世保線経由で博多へ戻るルートもありますが、
唐津線も乗りつぶしとかなきゃならないので、さっき来た道を山本まで戻ります。
帰宅利用の高校生で賑やかでしたが、さほどの混雑ではなく各ボックスに1〜2人程度。
終点までの乗車でないため、ポカポカ陽気のなか登場する睡魔と戦うのに苦労しましたw
I 山 本 18:13 → 唐津線 普 通 → 佐 賀 19:13 [キハ47系2両編成]
山本では対向ホームで接続の良い1分乗換。
唐津線列車と筑肥線列車の乗換は大抵が山本駅で
1〜2分乗換という効率いいダイヤが組まれています。
山本を出ても筑肥線がしばらくは寄り添い
筑肥線の伊万里行では通過した本牟田部にも停車。
ただ、乗降は0でしたからやっぱり筑肥線に
本牟田部駅を置く必要はないかもしれません。

特に大きな乗降もないまま南下し、久保田で
長崎本線と合流すると佐賀にはすぐの到着です。
J 佐 賀 19:23 → かもめ40号 →博 多 19:59 [783系13両編成]
佐賀駅ではちょうど帰宅ラッシュの時間と重なり、
鳥栖行 普通列車は高校生を中心として満席でした。
特急に関しても<みどり><ハウステンボス>を併結した
13両の長編成でしたが、自由席列は長くのびてました。
佐賀からはグリーン車や一部指定席を除く空いている
指定席を自由席券で利用できるという特例もあり、
佐賀からは自由席利用者も多くなるんでしょうかね。
博多〜佐賀は4枚きっぷ利用ならたったの900円。
なんと博多〜佐賀の普通運賃1080円より安いです。
K 博 多 20:07 → 鹿児島本線 快 速 → 香 椎 20:17 [813系7両編成]
23時前の夜行列車<ドリームにちりん>発車まで
まだ3時間近くあるので、ここで香椎線へ向かいます。
やってきた813系は先ほど乗ってきた<かもめ>が
南福岡で追い抜かした快速電車でした。
ホーム幅いっぱいに並んだ帰宅客を一気に飲み込み、
ガラガラだった座席はきれいに埋まっていきました。
香椎までは10分なので、ドア横で立ちましょうかね。
L 香 椎 20:23 → 香椎線 普 通 → 宇 美 20:55 [キハ47系2両編成]
さて、これから乗るのは香椎から南北へ延びる香椎線。
今日は香椎以南の香椎〜宇美を乗りつぶします♪
非電化単線だと「ローカル線」といったイメージに
結びつきますが、香椎線はかなり利用者が多く
電化されてもいいんじゃないかなとさえ思いました。
ほとんどの駅で駅名板に四角囲みの「福」の字があり、
ここら一帯も福岡市内の駅に含まれるのかとびっくり。
駅に停まるたびに通勤利用者が下車していきますが、
福北ゆたか線との接続駅 長者原で再び乗車もあり、
意外と利用者の多い路線だったんだなと感じました。
M 宇 美 21:10 → 香椎線 普 通 → 長者原 21:26 [キハ47系2両編成]
宇美駅は、というか香椎線のほとんどの駅は業務委託駅となっており
宇美駅ではおばちゃんが改札前に出てきて自動改札を通っていくサラリーマンに
「お疲れ様でした〜」と声をかけていっていたのが目にとまりました。
特にすることもないので宇美駅で15分の停車ののち折返し、博多へ戻ります。
N 長者原 21:28 → 福北ゆたか線 普 通 → 博 多 21:45 [817系2両編成]
長者原駅は福北ゆたか線の頭上を香椎線が
またぐ形になっており、高架単線の香椎線ホームから
階段を下りると島式ホームの福北ゆたか線のりばに
直でつながっていましたので2分乗換も余裕でした。

この時間になるともう博多へ向かう列車は
ガラガラ空気輸送状態で、逆にすれ違う直方行や
特急<有明>は帰宅客でいっぱいでした。
O 博 多 22:51 → ドリームにちりん → 宮 崎  6:28 [783系5両編成]
できるだけ宿代をかけたくないので今夜は夜行です♪
発車30分前から自由席乗車位置に並んだのですが
帰宅利用者が多く、入線時には各位置20名ほどに…
発車時には立ち客が出るほどの混雑ぶりでした。
9割近くが帰宅利用のようで、隣席の人が500円玉を
握りしめて検札を待っていたように、ほとんどの人が
特急券を持っていないため5両で車掌3人の体制にも
かかわらず、なかなか検札が進まず忙しそう…
折尾や黒崎で半数近くが下車し、方転する小倉を
出ると、(★)1部屋あたり10名ほどの車内に…
とはいえ小倉からの乗客も多く、夜行というよりは
最終の特急列車としての利用がもっぱらのようです。
宇佐付近でようやく帰宅利用者もなくなり、
夜行列車らしい車内になりますが減光はされません。

真夜中の大分では約2時間停車したはずですが、
すでに夢の中で、目が覚めたのは延岡到着前でした。
5時発車の延岡や日向市からも利用者は多く、
大分からは宮崎への始発としての利用が多いよう。
日向灘の方から日が昇りずいぶんと明るくなった
6時30分に定刻通り宮崎駅に到着しました。
★:<ドリームにちりん>に使用される783系は車両中央にデッキがあり、
デッキによって前後の2部屋(A室とB室)に客室が分けられています。

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